----

は行

排出権
CO2等を排出する権利を、国内市場内で売買する制度。カーボンオフセットの経済的手法となっている。
80:20の法則
80:20の法則とは、イタリアの経済学者パレートが提唱したもので、パレートの法則の通称のことを指す。マーケティング分野でも応用され、売上の80%は上位顧客の20%により構成される」といった解釈がなされる。
発生主義
発生主義とは、現金出納の収入・支出に依存せず、経済価値の変動事実が発生したときにその収入や費用を計上する基準をさす。
ハロー効果
ハロー効果とは、物事の一面を評価するあまり、その味方に先入観や偏りが入り、物事の本質を見極められなくなること。
販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費とは、会社の通常の営業活動に要したる費用の総称で売上原価に参入されない額をさす。「販管費」「営業費」とも呼ばれる。
バイアウトファンド
バイアウトファンドとは、株式を既存株主から買取り、その後、第三者への転売をすることで利益を得るファンドのことを指す。
バーンレート
バーンレートとは会社の資金の底がつきるまでの執行時間を計算するための指標のこと。燃焼率ともいわれ、高ければ高いほど資金が底を尽きるのも早い。
パックマンディフェンス
パックマンディフェンスとは、敵対的買収対抗策として、敵対的買収を仕掛けられた企業が、買収者に対して買収を仕掛けるという手法を指す。
パブリシティ
パブリシティとは、企業や団体が報道機関に積極的に情報公開し、それを記事として扱ってもらうように働きかけることをさす。
パラダイム
パラダイムとは、本来「範例」「模型」「模範」と英訳されるが、コミュニティで共有されている過程、前提、考え方をさす。
パワーハラスメント
パワーハラスメントとは、権力や地位を利用した嫌がらせのこと。会社などで職権などの権力差(パワー)を背景にし、本来の業務の範疇を超えて継続的に、人格と尊厳を傷つける言動を行い、就労者の働く環境を悪化させる、あるいは雇用不安を与える行為である。
非価格競争
非価格競争とは、価格以外のブランド、デザイン、パッケージ、品質等の分野で、他社商品との差別化を図り、付加価値を高める競争をさす。
引当金
引当金とは、将来の特定の費用や損失の発生を合理的に算出することができる場合において、当期費用・損失として計上する金額をさす。製品保証引当金、売上割戻引当金、返品調整引当金、賞与引当金、工事保証引当金、退職給与引当金、修繕引当金、特別修繕引当金、債務保証損失引当金、損害補償損失引当金、貸倒引当金などがあげられる。
筆頭株主
筆頭株主とは株式会社の中で、保有する株式を一番多く所有している人、組織、もしくは団体のこと。その会社で大きな影響力をもっている。
秘密保持契約
秘密保持契約とは、入手した機密情報を第三者に漏洩しないことを約束する契約のことを指す。守秘義務契約やNDA(Non-Disclosure Agreement)と呼ばれることもある。
標準化
標準化とは、材料・部品・機会・整備などに関して、合理的な標準・規格を設定し、これを利用して生産の効率化・合理化を図ることをさす。
品質管理
品質管理とは、製品の品質の安定化と向上を図るために、分析検査、調査、統計的手法の導入、材料・部品の検査といった一連の生産管理体系のことをさす。クオリティーコントロール、QCともいう。
ビジネスプラン
ビジネスプランとは、事業構想の基礎となる重要な目的や戦略をいかに成功させるかというシナリオをさす。
ビフォアサービス
ビフォアサービスとは、販売以前に潜在需要者に働きかけ、その行為を獲得するようにすることをさす。リピート客に対しては、一度商品やサービスを購入した顧客を大事にすること(アフターサービス)がそのままビフォアサービスとなる。
B/S(Balance Sheet)
B/Sとは貸借対照表をさす。読み方はビーエス。
一定時点における企業の財政状況を、資産・負債・資本によって表す報告書をさす。
BPS
BPSとは、一株当たり純資産額をさす。 計算式: BPS=株主資本÷発行済株式総数 株価がBPSに対してどれだけついているかを把握する指標としてPBRがあり、株価の割安度を判断する重要な指標とされている。
PR (Public Relations)
PRとはパブリックリレーションの略で広報活動のことをさす。企業が経営活動を円滑に進めるために、一般の支持を得るための活動のこと。
PER(Price Earning Ratio)
PERとは株価収益率のことで、株価を1株当り当期純利益で割った値をさす。読み方はピーイーアール。一般的にPERが高いほど利益に比べ株価が割高で、逆にPERが低いほど株価が割安であることを示す。業界によって傾向があることから、同業他社比較を行うことが望ましい。
P/L(Profit and Loss Statement)
P/Lとは損益計算書をさす。読み方はピーエル。 一定期間における企業の営業成績を明らかにするために、収益と費用によって表す報告書をさす。
PBR(Price Book Value Ratio)
PBRとは株価純資産倍率のことで、株価を1株あたりの純資産で割った値のことをさす。読み方はピービーアール。株価が1 株あたりの純資産額の何倍で買われているのかを示し、市場がその企業の資本効率をどのように評価しているかがわかる。理論上、PBRが1倍未満になれば、会社を買収して、会社保有のすべての資産を個別に売却したほうがよいことになり、買収圧力が高いとも言える。逆に、PBRが高い企業は、その経営の総合力を高く評価されていると判断できる。業界によって傾向があることから、同業他社比較を行うことが望ましい。。
付加価値
付加価値とは、企業が生産過程で新たに生み出した価値のことをさす。
含み資産
含み資産とは、企業が保有する、有価証券・土地等の資産の時価が帳簿価格を上回っている場合、その差額を「含み益」といい、含み益を含んだ資産のことをさす。
福利厚生
福利厚生とは、従業員が働くことによって、企業から得られる給与以外の援助・サービスのことをさす。健康保険や厚生年金保険などの「法定福利」と、社員のモチベーション向上のための企業独自の「法定外福利」にわけることができる。
負債
負債とは会社が負担すべき債務のこと。ワン・イヤー・ルールにより、流動負債と固定負債に区分される。
浮動株
浮動株とは、短期的な利益を目的として売買される株式のことを指す。
フランチャイズ
フランチャイズとは、特定の地点、地域で何かをする権利を意味し、親業者のの製品価格、販売促進、広告などを使用し、売上を伸ばしていくシステムをさす。
不良債権
不良債権とは、金融債権の中で、債務者の経営状況の悪化により、利子や元本回収が見込めなくなった債権のことを指す。金融機関では、貸倒引当処理をった上で、債権を売却をすることで一部回収をするというケースが多い。
フレックス
フレックスとは、一日の労働時間を従業員全員が勤務しなければならないコアタイムと、従業員が自由に選択することができるフレキシブルタイムにわかれている勤務体系をさす。
ふろしき残業
ふろしき残業とは、仕事を家にもちかえり、自宅で残業をすること。
フローチャート
フローチャートとは流れ図ともいい、生産作業、事務作業、情報処理等、各種の処理過程の流れを一定の記号や矢線等で表現した図形データのこと。
ブランド・エクイティ
ブランド・エクイティとは、ブランド間競争において下記企業に持続的な競争優位をもたらすブランド資産またはブランド力のこと。
ブルーオーシャン
ブルーオーシャンとは、今はまだ存在していない市場であり、競争すらない未知の市場空間をさす。
ブレイクスルー
ブレイク・スルーとは、行き詰まりが打破されたりするような場面での前進、進展を意味する。ビジネスの場面では、敵陣突破、計画成功、企業業績の急成長などの意味で使用される。
分権化
分権化とは、経営トップが組織全体で、部下に対し大幅な権限委譲を行うこと。トップの負担を軽減することで、トップが掘らんらいの仕事に専念できること、権限を委譲された部下が仕事に意欲的に取り組むようになることがメリットとしてあげられる。
プライベートエクイティ
プライベートエクイティとは、未公開株式のことを指す。
プライベートバンキング
プライベートバンキングとは、主に富裕層をターゲットとして、専門の担当者をつけ、資金運用、税務など総合アドバイスを行うサービスを指す。
プライベートブランド
プライベートブランドとは、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの小売店が自社開発し、独自のブランド名をつけて販売する商品のこと。
プライマリー市場
プライマリー市場とは、株式や債券の新規発行市場のことを指す。発行市場とも呼ばれる。既発行済みの証券を取引する市場をセカンダリー市場と呼ぶ。
プロキシファイト
プロキシファイト(proxy fight)とは委任状争奪を意味する。株主総会の議案について、株主が会社提案と異なる議案を提案し(株主提案)、それの可決のために会社対提案株主で他の株主の委任状の獲得を争うこと。TOBを仕掛けたられた会社が買収防衛策の議案に対し、買収者が反対するといったパターンが昨今多く見られている。
プロジェクト・チーム
プロジェクト・チームとは、ある特定のプロジェクトの計画・遂行のため、特別に編成される組織のこと。事業の終了に伴い解散する。
プロモーション・ミックス
プロモーション・ミックスとは、企業がマーケティング目標の達成のために、広告、広報、販売促進、営業活動をより効率よく組み合わせて行うこと。
プロラタ返済
プロラタ返済とは、複数の借入先に対して、借入金額に応じて比例的に返済額を決めるを指す。
ヘッジファンド
ヘッジファンドとは、株・為替・不動産・デリバティブ等の金融商品の相場動向を予測し投資をし短期的な投資利回りを継続的な投資実績をつみあげる投機筋のファンドのことを指す。
ヘッドハンティング
ヘッドハンティングとは、企業からの依頼を受けて、他の企業で活躍している人材をスカウトすることをさす。コストと手間をかけて通常の人材採用活動するのではなく、即戦力の人材を求める場合に有効。
ヘラクレス
ヘラクレスとは大阪証券取引所に設立された新興企業向けの市場のこと。ナスダック・ジャパンが前身。
ベアハッグ
ベアハッグとは、威圧的ならびに高圧的な買収提案をすることを指す。
ベンチャーキャピタル (VC)
VCとはベンチャーキャピタルのこと。ブイシーとも言う。投資家から集めた資金をベンチャー企業に出資し、IPO等によりリターンを得ることを目的とするファンドのこと。
ベンチャービジネス
ベンチャービジネスとは、高度な知識や新技術をもとに冒険的な新規事業を経営する企業をさす。自分の能力をより発揮するために、組織から飛び出し(スピン・オフ)冒険的独立事業を経営すること。
ホワイトナイト
ホワイトナイトとは、敵対的買収対抗策として、友好的な第三者により、敵対的買収を受けた際に、買収対象となっている企業の株式を買いとってもらうことを指す。
ボトムアップ経営
ボトムアップ経営とは意思決定が下から順次積み上げられる経営方式をさす。下位の立案が、上司の間を修正されながら順に上に送られ、最終的にはトップ・マネジメントが決裁する意思決定の方式であり、典型例は稟議制度があげられる。
ポイズンピル
ポイズンピルとは、敵対的買収防衛策として、敵対的買収者が一定の議決権を取得した時点で時価以下で新株を購入できる新株予約権を、既存株主に対して予め発行しておく方法を指す。但し、グリーンメールや短期投機目的である投資が明らかな場合に限定された手法である。
ポジショニング
ポジショニングとは、競合他社の製品に対して、自社製品をどのように位置づけるかを明確にすること。
ポートフォリオ
ポートフォリオとは、複数ある管理運営対象の固まりの全体を指す。例えば、金融商品の組み合わせや、企業内での事業の組み合わせ、売上の組み合わせなどに使われることが多い。いずれの場合にも何らかの投資に対してのリスク回避のために、構成を分散させるということを主眼におき、それを検討したものがポートフォリオと呼ばれる。