ら行
- ライツ・プラン
- ライツ・プランとは、敵対的買収の防衛策として、買収者以外の株主に権利(ライツ)を与えることをいう。買収者にとっては強力な「毒」となることからポイズン・ピルとも呼ばれる。
- ライフサイクル
- ライフサイクルとは、ある商品を導入期、成長期、成熟期、飽和期、衰退期の5つでわけ、商品が生まれてなくなるまでの寿命のことをさす。
- ランチェスターの法則
- ランチェスターの法則とは、戦争結果を分析した結果導かれた法則で、勝者の残戦力の違いを示す第1法則・第2法則が存在する。個vs個のケースでは戦闘後の残戦力は兵力差となる。(第1法則)軍vs軍のケースでは戦前戦力の2乗の差となる。(第2法則)
- ラーニングカーブ
- ラーニングカーブとは、経験曲線を指す。ボストンコンサルティングがGEの向上を参考にしながら発見したもので、生産量(仕事量)の増加に伴い、その経験値が積上げられた結果、その効率(質)が高まりコストがさがっていくというもの。量を追求することで質を高められるという考えによる。
- 利益準備金
- 利益準備金とは、会社法にて定められたもので、債権者保護を目的として利益の中から内部留保するように規定されたものを指す。
- 利益剰余金
- 利益剰余金とは、利益準備金とその他利益剰余金の合計額を指す。その他利益剰余金とは、積立金や繰越利益剰余金などがある。
- リエンジニアリング
- リエンジニアリングとは、ビジネス・プロセス・リアエンジニアリングの略語で製品の受注から納期にいたる一連の業務プロセスの非効率になった業務の流れを立て直すことをさす。
- リスク
- 会社はその営業において収益を確保するために何らかの投資リスクをおうことになるが、そのリスクをいかに把握し、リスクコントロールする経営手法をとることを昨今では促されている。内部統制システムではリスクマトリックスを業務運営上シームレスにすることなどを中心に構築されていることが多い。
- リスク・アセスメント
- リスク・アセスメントとは、危険の事前評価のこと。危険が「いつ・どのように」発生するかを想定した上で、対策を考える。
- リストラクチャリング
- リストラクチャリングとは、企業が優位性を発揮できる事業分野にだけ経営資源を集中的に投入し、不採算事業は縮小、分社化、再編し、それに伴って人員や有利子負債を縮小する戦略をさす。
- リストラハラスメント
- リストラハラスメントとは、リストラの対象になっている者に自分から「辞める」と言わせるために、部署ぐるみ、会社ぐるみでの嫌がらせのこと。
- リピーター
- 一般的には高いロイヤリティの顧客のことを指す。企業ではこのロイヤリティ顧客の獲得と増加を目指し、反復利用すること促す活動をすることが多い
- リフレッシュ休暇
- リフレッシュ休暇とは、企業が社員に心身ともにリフレッシュを図ってもらう目的で、年齢や勤続年数に応じて特別に与える長期休暇のこと。
- リベート(Rebate)
- リベートとは、流通業界における商慣習に主に使われることが多く、メーカーが流通業者の取引高に応じて仕入代金の一部を報奨金として差し戻すことをいう。
- 流動資産
- 流動資産とは固定資産に対するもので、支払い手段と、比較的短期間に換金化や費消が行われる資産とから構成される。
- 流動性プレミアム
- 流動性プレミアムとは、流動性の低い証券に付加されるプレミアムのことを指す。
- 流動比率
- 流動比率とは、安全性の指標であり、流動負債を流動資産によってどの程度フォローできるかの比率を指す。流動比率が高いほど資金的には余裕があるということを意味する。流動比率が200%以上あれば資金繰りには安心であると定義されることが多い。
流動比率(%)= 流動資産 ÷ 流動負債
- 流動負債
- 流動負債とは、負債のうち一年以内に支出もしくは費用化がなされると想定されるものをさす。支払手形、買掛金、短期借入金、未払金、未払費用、前受金、預かり金、前受収益、負債性引当金とその区分にわけることができる。
- 稟議制度
- 稟議制度とは、日本独特の決裁システムで「上位の偉い方々にご意向をお伺いする」制度のこと。通常、決裁をしてほしい事案について稟議書を作成し、稟議書に関与決裁権者回覧を通じて押印し、すべての印鑑がそろった時点で決裁がなされたとする。稟議書作成や回覧に時間を要することから、決裁までに時間がかかるといった欠点も多いが、ネット環境さえそろえば時と場所を選ばない、Web上で稟議申請が実施できるシステムの導入をする企業が増えてきている。
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- 倫理規程
- 倫理規程とは、営利目的企業においても、社会的には市民として地域社会等からの尊敬されるよう倫理上のルールとしてまとめたものを指す。
- リーグテーブル
- リーグテーブルとは、証券会社等の引受実績ランキングのことを指す。
- リース(Lease)
- リースとは、企業に委託されたリース会社が、企業に代わって物件購入し、それを企業に貸し出す形にすること。本来、企業が物件を購入すると資産として計上されるが、リースを使うことで、リース会社に資産計上されるため、企業は使用料として月々定額のリース料をリース会社に支払うことになり資産計上されることがなくなる。
- リースバック
- リースバックとは、保有資産をリース会社に売却し、その後、リース会社から同一資産をリースを受けることを指す。
- リードタイム(Lead Time)
- リードタイムとは、一般的に、発注してから納品までの時間のことをさし、調達時間ということもある。あらゆる企業においてリードタイム短縮化はその企業努力項目としてあげられることが多い
- 累進課税
- 累進課税とは、所得税などの課税標準額が大きくなるにつれ、所定の高い税率を適用していく課税方式のこと。課税金額を段階で気に区分し、所得額・資産額などの増加に伴い。上の段階ほど高い税率を適用する。
日本では、所得税、住民税、相続税、贈与税に超過累進課税方式を採用している。
- レイオフ
- レイオフとは、解雇や懲戒解雇など自己都合による退職以外の会社都合による解雇をさす。
- レガシーコスト
- レガシーコストとは、過去の遺産から発生するコストのことを指す。特に技術革新が早い昨今では過去のシステムが影響してコストを発生させてしまうことがケースとしては多い。
- 劣後債
- 劣後債とは、債務弁済の順位が劣る社債のことを指す。ただし、金利は高く設定されることが多い。
- レバレッジ効果
- レバレッジ効果とは、借入によって自己資金だけの場合の何倍もの収益を狙うことができる効果のことを指す。レバレッジとは「テコの原理」の意味。
- 連結決算
- 連結決算とは親会社、子会社、関係会社の財務内容を結合した決算のこと。連結方法は2通りある。
- 連結納税
- 連結納税とは、企業集団を1つの課税単位とする納税制度であり、100%子会社等をひとつの企業集団とし、課税所得を通算して申告納税するもの。
- 連結範囲
- 連結範囲とは、企業集団において連結決算すべき対象範囲のことを指す。
・発行済株式総数の50%超を親会社が保有している場合
・発行済株式総数の40%以上を所有し、親会社が当該会社に対して支配力を有してる場合
・中期戦略上の子会社
・親会社の一業務部門としての業務の一部または全部を実質的に担っている子会社
・事業ドメイン開示上、重要な影響を与える子会社
・多額な含み損や発生の可能性の高い重要な偶発債務を有している子会社
- 労働委員会
- 労働委員会とは、労働組合と雇用主との間の紛争等を解決するために設けられた中立的機関のことを指す。各都道府県に1ヶ所ずつ設けられた地方労働委員会と、中央労働委員会がある。
- 労働協約
- 労働協約とは、労働者の団体交渉によって定めた条件のことを指す。賃金や労働時間等について文書化し、雇用者と労働組合の関係性をまとめたもの。
- 労働集約型(産業)
- 労働集約型(産業)とは、事業活動を行うために必要な資産と労働力への依存度の高い産業のことをさす。商業や修理業、保険・銀行などのサービス産業は一般的に多数の従業員を抱え、賃金コストの占める比率も相対的に高いため、労働集約型(産業)の典型例である。
- 労働保険
- 労働保険とは、労働保険と雇用保険をあわせた総称のことを指す。労働保険は、労働者を一人でも雇用した場合には適用事業となる。
- ロックアップ
- ロックアップとは株式公開前の会社の株主やベンチャーキャピタル等が株式公開後の一定期間、市場で株式の売却などを行わないという契約をすること。IPO株(新規上場株)の公開直後の株価の下落を防ぐもの。ロックアップが設けられている場合には、通常、目論見書にその内容が開示される。
- ロワー・マネジメント
- ロワー・マネジメントとは作業労働者を作業現場で直接指揮・監督する下級管理層をさす。ミドルマネジメントの管理的意思決定をうけて、それを日常的に実行するための業務的意思決定を行う。
- ロードショー(Book Building)
- ロードショーとは、新規上場する企業の株式公開前に投資家向けに実施する事業説明のことを指す。ロードショーにおける反応によって公開時の公募価格が決定される。この関連作業一式をロードショーということも多く、英語ではブック・ビルディングと呼ばれる。
- ローン(Loan)
- ローンとは、融資・貸付などとよばれ企業が設備などを購入する場合、その物件に相応する金額をローン会社から借り受け、それを割賦払いで返済する方式。リースと異り、購入物件は企業の資産となる。