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や行

約束手形
約束手形とは、発行人(振出人)が、一定の期日(満期日)に一定の金額を受取人またはその指図人(指定した人)に支払うことを約束した証券。手形は受取人から裏書譲渡によってその所持人が変わる。満期日が到来したら、そのときの手形の所持人は発行人に支払いを求める。発行人が、満期日に手形金を支払えない場合には、その手形は不渡りとなり銀行取引が停止される。
有価証券報告書
有価証券報告書とは、上場会社などが事業年度ごとに会社の商号、その属する企業集団及び当該会社の経理の状況その他事業の内容に関する重要な事項などを記載して、事業年度経過後3ヶ月以内に内閣総理大臣に対して提出する書類のことをさす。
有限会社
有限会社とは、商行為その他の営利行為を目的として、有限会社法によって設立された社団法人。2006年の会社法施行に伴い、有限会社法は廃止され、法律上、従来の有限会社は株式会社となった。しかし会社整備法により、会社法施行以前から存続している有限会社については、特例有限会社として存続することもできる。
有効求人倍率
有効求人倍率とは、公共職業安定所(ハローワーク)登録の求職者に対して、企業からの求人数の割合を示した指標のこと。毎月厚生労働省が発表している。労働需給を表しており、人手不足なのか過剰なのかがわかる。
優先株
優先株とは、会社運営には参加する気(議決権の行使)はないが、配当は欲しいという株主に応えるために発行されるのが、自益権だけを付与した優先株です。優先株の所有者は株主総会には参加できませんが、普通株主の所有者よりも多めの配当をもらえる権利を持つことが通例です。わかりやすい事例としては、国が大手金融機関の優先株を持つことがあり、国民の税金で購入している株であるので配当が多いほうがよいという反面で、国が民間企業の経営コントロールをしないこと、を位置づけた株式ともいえます。
有利発行
有利発行とは株式についての払込金額が、特に有利な金額である場合や、新株予約権についての払い込み金額が特に有利な金額である場合の株式や新株予約権の発行をさす。株主割当以外の方法により株式や新株予約権の有利発行を行う場合には、株主総会の特別決議が必要となる。
ユニバーサル・デザイン(Universal Design)
ユニバーサル・デザインとは、すべての生活者が安全で使いやすいものということを意識し、年齢・性別・身体の状況等に関わらず、暮らしやすい環境面を重視した快適なサービスをデザインすることをさす。
ユビキタス社会
ユビキタス社会とは、携帯電話・パソコン・インターネットの普及により、あらゆるものがネットワーク化され社会全体がコンピュータでつながる状況のこと。
予実管理
予実管理とは企業が立てた目標を達成するため、生産や営業といった各部門全体を総合した予算を作り、この予算に基づいて企業が実績を見る管理方法のこと。具体的にはトップマネジメントが目標と計画を作成し、販売、生産、購買、財務の各部門はトップマネジメントの方針に従って個別に部門別予算を立て、さらに全社的な見地から調整され、総合予算が編成される。
4P
4Pとは、製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、プロモーション(Promotion)の4つの頭文字をとったもののことをさす。これらをどのように組み合わせて商品を展開させていくかを考えることをマーケティングミックスという。