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な行

内外価格差
内外価格差とは、国内と海外との商品やサービスの価格の差。内閣府・経済産業省などが毎年発表している。
日銀短観
日銀短観とは、日本銀行が四半期毎に発表している「主要(全国)企業短期経済観測調査結果」の略称。短観とも略される。日本銀行が直接、各企業の経営者の業績や状況、設備投資の状況、雇用などについて実績と今後の見通しを調査する。景気判断を下す上での重要な資料となる。
内部監査
内部監査とは、会社の資産を守るため、会社の会計、制度、業務などを監査する制度。
公認会計士による外部監査と違い、組織内部の担当者(内部監査人)によって行われる。
内部統制
内部統制とは企業の不祥事等の発生を防止し、企業価値を高めるために、経営者が社内をコントロールする仕組みのことを指す。
目的は業務の有効性および効率性、財務報告の信頼性、事業活動にかかわる法令等の遵守、資産の保全の4つがあげられる。
将来上場を目指している成長企業には特にこの「内部統制」の強化が求められている。
ナショナルブランド
ナショナルブランドとは、モノを作っているメーカーが商品につけたブランドのこと。
ナレッジ・マネジメント
ナレッジ・マネジメントとは社内の様々な知識、情報、ノウハウなどを企業全体で一元的管理し、情報共有をすること。
二重派遣
二重派遣とは、他企業で雇用されている労働者を別の会社に派遣させることを指す。
日経平均株価
日経平均株価とは、東証第1部上場銘柄のうち、売買が活発で、市場流動性の高い225銘柄による平均株価で、株式相場全体の水準と変動をとらえることができる指数をさす。日経ダウ、日経225とも呼ばれる。
ニッチ市場
ニッチ市場とは、事業機会の見落とされた市場のことをさす。隙間市場ともいわれ、マス市場と対比される。
消費者ニーズが高度化し、画一的な大量市場を前提とする大量生産・大量販売により企業成長の限界が明らかになるにつれ、重視されるようになった。
Ⅱの部
Ⅱの部とは「上場申請のための有価証券報告書(Ⅱの部)」のことをさす。読み方はニノブ。
新興企業向けの市場(マザーズ、ヘラクレス、JASDAQ、セントレックス、アンビシャス、Qボード)においては、JASDAQにおいてのみ提出が必要となる。
二要因理論
二要因理論とはアメリカの臨床心理学者ハーズバーグ提唱した理論で、職務満足度は特定の要件が満たされるとあがり、不足するとさがるということではなく、満足に関わる要因と不満足に関わる要因は違うものであるとする考え方をさす。
抜き取り検査
抜き取り検査とは一定の完成された商品の中から定められた数の商品を抜き取って検査し、そのうち不良個数が合格判定個数以下ならばすべて合格、個数を超える場合はすべて不合格とする検査方法をさす。
ネット調達
ネット調達とはインターネットのサイトから必要な材料を調達すること。
ネットワーキングキャピタル
ネットワーキングキャピタルとは、売上債権(売掛金)及び仕入債務(買掛金)の差引純残高のことを指す。
値幅制限
値幅制限とは、1日の価格変動幅を前日の終値を基準とて、上下一定範囲に制限することをさす。値幅制限限界まで上昇した場合、ストップ高、下落した場合をストップ安とし、その日はそれ以上上昇、下落した価格での取引はできない。
年功序列賃金
年功序列賃金とは学歴別に決められた初任給からはじまり、勤続年数、年齢が増すにつれて昇給されていく賃金体系をさす。
年末調整
年末調整とは、企業は、従業員の毎月の給与から所得税分を徴収(源泉徴収)し、個人に代わって所得税を申告している。但し、月々の源泉徴収額の総額と、年収に対する所得税額は必ずしも一致しない。年末の給与支払い時に、この所得税の過不足分を精算する手続きが年末調整である。
能率給
能率給とは労働意欲を刺激し能力を向上させることを目的とし、基準以上の能率で働いた労働者に対し、特別の割増賃金を支給する賃金体系をさす。
能力開発
能力開発とは企業を構成する従業員の隠れた能力を発見し、その力を伸ばしていくことをさす。
のれん(営業権)
のれん(営業権)とは、法律上の権利ではないが、得意先関係、仕入先関係、営業上の評判やノウハウ等、他の企業を上回る企業収益を稼得することができる一種の無形の財産価値のこと。会計上、営業権は合併など特殊な場合にのみ計上される。
ノンバンク
ノンバンクとは、預金を集めずに貸し出しなどの与信業務を営む金融会社のこと。資金の調達は主として銀行などからの借入れに頼っている。貸金業規制法に基づき、登録するだけで営業が可能。主な業種は、消費者金融会社、信販、リース会社、クレジットカード会社など。